由緒

向い天狗絵馬

【神社名】

長宮氷川神社(通称 長宮(ながみや)さま)

【御祭神】

建速須佐之男命(たけはやすさのおのみこと)
奇稲田姫命(くしなだひめのみこと)
大己貴命(おおなむちのみこと)

【由緒】

長宮氷川神社縁起書(門外不出)によれば、当社の創立は第六十六代一条天皇の御代・長徳元年(995年)出雲の国、簸ノ河上、杵築大社(現、出雲大社)よりこの地に遷し奉ると云います。

当神社の台門の道程(参道)が四町十六間(約465m)の長きに及んだので、一名「長宮さま」と呼ばれ、参道両側には人家が密集して門前町が形成され「長宮千軒町」と称し、大いに繁盛したと伝えられます。

小田原北条・徳川時代には歴代の城主・地頭よりの崇敬も篤く、数多くの奉納もありました。今もこれらの古文書、奉納物を見ることができます。

平成七年十月、御鎮座一千年祭が盛大に斎行されました。